1982年生まれ。愛知県豊橋市出身。福祉系の短大に通っていたが、福祉についてもっと視野を広げたいと思い四年制の大学に編入、現在日本福祉大学の4年生である。昨年夏から大学生の共育サークル「To Be中日本」に所属。現在、環境に関する連続講座を行いながら、様々な学校で進路についての講座なども行っている。
生徒と一緒に自分も学んでいきたい!
福祉に興味を持ち出したきっかけは、家の近くにあった精神病院。その当時、同じ人間でありながら鉄格子で囲われた中で、人として扱われてない患者さんたちに興味を持ち、その人たちのことを知りたいと思った。 進路は福祉系の短大を選んだ。障害者の働いている作業所をたくさん見学に行き、そのとき仲良くなった作業所は高次脳機能障害者の働く作業所だった。そこへは今でもボランティアに通っている。また、大学で選んだ専門分野は精神障害者。 今、中学で環境についての連続講座をToBe中日本の担当として行っている。「知識はなかったけど、生徒と一緒に学びたかった。どうして環境を大切にしなくちゃいけないかを私も知りたかったから」。 自分に知識がなくても、専門家を呼んで生徒と一緒に学ぶ。それもひとつの学びの形だ。高校で行う講座は進路に関するものが多い。進路の悩み、大学のことなら大学生が適任だからだ。 「私という教材を使って何かを学んでほしい。授業中何か1つでも得てほしい」それがいつも持っているポリシーだという。
代表的な講座タイトルと対象年代
「障害をもつ人との関わり」(小学生高学年〜高校生)
|