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1978年愛知県生まれ。高校時代より表現の面白さに目覚め、絵やバンドに取り組む。大学卒業後、印刷会社、広告代理店勤務を経て2004年4月独立。現在は2000年結成のデザインレーベル「T.W.A」で広告デザイナーとして活躍する傍ら、セレクトショップ「mode-rato」を経営。音楽イベントではDJにも変身する。

「我慢が苦手」という強さ

「ずっと自分の服のブランドを立ち上げたかったんです」。

2003年の秋、それまで趣味の延長上みたいなものとして行ってきた服飾デザインを仕事の中心へ据えることを決断。その陰にはずっと応援してくれていた友人の死があった。

「僕がカッコイイと思ってデザインした服を気に入って着てくれる人がいる。彼女はそれを自分のことのように喜んでくれた」。だから彼女に自分の服が愛されている、そんな光景を見せてあげたかった。独自ブランド「green edge（グリーンエッジ）」の展開には、加藤さんの熱い思いが込められている。

実は加藤さん、服飾もデザインも独学である。愛聴していた音楽や自然の風景、通りを行き交う人々の着こなしなど、自分の体で触れ、感じたものの中から吸収してきた。

この人に会いに行こう、あれを始めようと、心に浮かんだらいつもその日のうちに走り出す。けれども加藤さん自身は「そうだなぁ、わりと思いつきで動くことが多いかな？要は僕、我慢の出来ない子なんです。ただの不良なんです」と、はにかんで評す。

自分の気持ちに正直に生きる強さと勢いは、夢を引き寄せる力を持っている。

代表的な講座タイトルと対象年代

「ファッション･デザインに興味がある人へ」
「大人の不良と生き方」
「自由と責任」