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小さい頃から絵を描くのが好きで、高校の美術部でデッサンや油絵を始める。卒業後、洋画教室で学ぶ。出産を機に退職するが、絵は焦らず長く描き続ける。1998年に知人の薦めで初個展を開き、2003年「とよた絵本コンクール」手づくり絵本部門で作品『でんでんむしどこだ』が最優秀賞を受賞。小学校で絵本講座の講師を務めるなど、絵本作りを中心に活動している。

でんでんむしどこだ
あなたはどこだ

「好きなことを消さずに続けてほしい」。

小中時代からすごい評価を受けていたわけでもない。美術大学で学んだわけでもない。けれど、畠山さんは好きなことを大切に続けてきた。そのときにできることを一歩一歩やってきた。

その結果、受賞や新聞に取り上げられるなど評価されてきた。昨年、絵本で最優秀賞を受けた。

「『でんでんむしどこだ』という、この作品が作りたいと思ったときがある。コンクールに出すとかの目的じゃなくて、この話を絵本にしたかった。後で振り返ってみると、無心夢中で作りました」。

色紙を切って貼って、時間を費やし、苦心して作ったが、欲はなかった。そうやって作ったときはいい結果が出るそうだ。「何かに夢中になってやってみるといいよ。あのときすごく楽しかったな、充実してたなと思うから」。

でんでんむしがはっぱを探し、はっぱは木の上にあって、木は地球にあって、地球は宇宙にある。「そしてあなたはどこにいる、あなたのそばになにがある。自分を大切にしてほしい」。畠山さんは絵本を通じて子供にメッセージを送り続ける。

代表的な講座タイトルと対象年代

「かんたんたのしい手作り絵本」(小学生〜大人)

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