1959年愛知県生まれ。南山短期大学人間関係科を卒業。その後は南山短大で研修ならびに研究補助の仕事をし、「名古屋いのちの電話」の職員を経た後フリーに。現在、体験学習を基に人間関係に関する様々な問題に取り組む「グループファシリテーターの会Seeds」の代表の傍ら、南山大学大学院に学ぶ。
社会の変革者になれと言われて
高校時代、進路の説明に来てくれた短大の先生が素晴らしい人で、この先生なら教えてもらいたいと思い、当時発足したばかりの人間関係科に入学。入学したての杉山さんが先生たちからもらったメッセージが「社会の変革者になれ」。
杉山さんは自分が学んだ人間関係の体験学習の実践を通してこのメッセージを体現しようと現在活動している。
体験学習とは「生き方を学ぶ」学習である。人と関わる体験を通して今の自分を知り、そこから更なる成長を目指す学習方法である。
杉山さんは多くの体験学習を実践した経験から、顔と顔をあわせてのコミュニケーションが苦手な人が増えていると感じている。それは人が自分の本当にやりたいことをはっきりさせないまま、誰かの期待をそのまま自分のものとして行動に移しているからだと分析する。
「自分が成長したかどうかはすぐには分かるものではない。けれど、体験学習を通して少しでも自分について考えるきっかけをもってもらえたらいい」。自分を活かした生き方とは?杉山さんと一緒に考えてみてはいかがだろうか。
代表的な講座タイトルと対象年代
「コミュニケーション」 (中学生〜)
「人間関係講座」 (中学生〜)
「発見!自分のやりたいこと」 (中学生〜)
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