愛知県知多市生まれ。幼少から地元の自然に親しみ魅力を感じる。専門学校講師として勤めるが、16年前に自然観察会に参加したことで、自ら「相生山緑地自然観察会」(名古屋市天白区)を立ち上げる。また自然観察指導員としても並行して活動する。仕事は7年前に退職。今は月一回の定例観察会の他、小学校などでの自然教室や「ヒメボタルサミットin愛知」を開催。地元の環境情報誌の執筆も手掛け、様々な形で自然を伝えている。
「身近な自然を守ろう」その思いが私を変えた
知多市に生まれ、自然と触れ合いながら成長してきた。自然の中が一番自分らしい顔になれる場所だと7年前に退職。自然観察に専念することに。
小中学校や高校で講義を開くときも、実際に自然を自分の目で見る楽しさや、五感すべてで自然を体感する大切さを教えている。
「バーチャルの中だけの情報ではなく、実際に見たり聞いたり感じたり…、頭でなく心が動く方が大事。そんな子どもたちがもっと増えてほしい」。
10数年前相生山緑地で自然観察会を立ち上げた。活動のなかで、相生山緑地でも地球温暖化や外来種の定着など環境の変化を感じている。「自然を楽しむ気持ちをもう一歩進め、自然をなるべくいい形で維持し守っていく、そんな気持ちを皆にも子どもたちにも持ってほしい」。
昔は人と接することが苦手だったと言うが、とてもそんなことを感じさせない。近年はさらに精力的に活動を行う。ヒメボタルについての観察会やイベントを開催し、地元の環境情報誌にも連載を持つ。「自然と触れ合うことの素晴らしさ、楽しさを少しでも多く伝えたい。そんな気持ちが私を変えてくれた。だから、皆にも好きなことをひとつでいいから持ってほしい。発見してほしい。その中で自分を変えていくことはとても素敵なことだと思う」。
代表的な講座タイトルと対象年代
「身近な自然を守ろう」 (小学生〜高校生向け)
「自然との出会い」(小学生〜高校生向け)
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