聖母被昇天学院中・高等学校英語教諭、公立中・高等学校英語講師を歴任、社会福祉主事。その後、関西から愛知県に引っ越したのをきっかけに名古屋大学大学院法学研究科へ。博士前期課程を修了。「法律は誰でも生きていくのに必要なものだが、一般の人と法曹界とのギャップが大きすぎる」との思いから、大学で非常勤講師をしながら、一般人と法曹界の中間役として活動しつつ、ギャップをうめるために市民の意識を向上させる講座を開いている。
誰でも可能性は無限大。挫折はチャンス。 意志あるところに道あり!
少女時代、体が弱く学校にあまり行けなかった。そのため友人も少なく、教師からは叱られてばかり。しかし、小学校時代に先生から褒められたことがきっかけで、勉強し始める。その後、英語の教師に。自分のつらかった経験から「生徒を否定しない教師に」という志のもと教師を続ける。
そんな天職とも思えた教職を退職し、大学に入り勉強することになったきっかけは、夫の転勤による引越し。学部は法学部。今までとはまったく違う世界に飛び込んだ。その背景には、母親が医療過誤と考えられる無念の死を遂げたが、訴えることもままならず、泣き寝入りした経験があった。
「法律は特別な人のためのものではない。みんな他人事だと思わないで法律に関心を持つ必要がある」と語る武田さんは、法曹界と一般人の仲介役を果たすリーガルカウンセラーという活動をしている。
そんな彼女は「自分に区切りをつけたらそこまで。やりたいことはやってみるべき。」「誰でも可能性を持っている。やらないであきらめるのは逃げでしかない。やれば想像もしなかった事に出会える。」という持論を自らの人生で証明してきた。
「教師を辞めたという意識はない。英語や法律といった枠を超えたものを伝えたい。」と語る武田さんの話をぜひ聞いてみて欲しい。きっと、得るものがあるはずだ。
代表的な講座タイトルと対象年代
「法律をめぐる「なんでだろう?」解決!!」(中学生〜)
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