1948年生まれ。名古屋市出身。建築関係の仕事を持つかたわら、趣味を活かし、1998年より名古屋城ガイドボランティアを始める。その後、キャリアコミュニケーター、東区文化のみちガイドボランティア、東区郷士史研究会などもてがける。対象年齢は小学生〜老人までと幅広く、型にはまらない講座を展開。若者たちに言いたいことは「生きがい・目的・趣味をひとつ持とう」。奥様も東区文化のみちガイドボランティア、市民講師。 とにかく好きな事を持ちましょう
とにかく趣味に強いこだわりを持つ伊藤さん。「ボランティアは、趣味の延長。堅苦しくなく、楽しいように。」お城が趣味の伊藤さんは、城跡巡りとそれに関係する本・資料を読むことで知識や情報を得、人生感・生き方・様々なものの考え方が定まってきたと言う。
「私の持論は、とにかく好きな事・趣味を持ちましょうということ。仕事は生活の手段であって生きていく目的ではない、自分は好きなことがあったからこそ、仕事も一生懸命できた。そして、リタイア後の楽しみとして趣味を活かし、且つ、皆さんの役に立てれば、と名古屋城・文化のみち(武家屋敷跡、社寺近代建築)のガイドボランティアをさせて頂いています。」
これからは人をひきつける話題や話術を身につけたい、と常に向上心を持ち続けている。「呼ばれれば日本全国、どこでも行きます。」と語る伊藤さん。奥様と共に、これからもずっとガイドも市民講師も続けていきたいと考えている。
取材中、建物を見学していたお客さんを見ると、自然とガイドを始めた。文化や歴史をやさしい口調で解説する姿を見た。本当に活き活きとしていた。
代表的な講座タイトルと対象年代
「名古屋城にある近代建築」
「町並み保存地区を歩く」
など多数。対象年齢も様々。
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