1960年生まれ。岐阜市出身。90年自動車会社に勤務する夫が取り組んでいた環境関連資料集めやデータ処理などをサポート。企業人として取り組んだ夫とは別に、一市民としての環境問題に対する思いをまとめ、商品科学研究所主催商品研究論文で賞を獲得。99年から主に環境学習の地域講師として小・中・高校などで活動中。2000年ネイチャーゲーム初級指導員。02年環境省環境カウンセラー。同年5月、エコライフ海外視察の一員としてドイツ・スイスを訪問。(財)社会経済生産性本部「フォーラム・エネルギーを考える」メンバー 森や川へ行こう。感じること、気づくことがきっとあるはず! 総合学習のモデル校であった子どもの小学校で“お母さん先生”としてデビューして以来、環境カウンセラーとして活動する。地域の学校で講師をするかたわら、環境に関するセミナーやシンポジウムに精力的に参加し、環境カウンセラーとしての知識を高めている。 「今の中学生・高校生は、環境についての情報をいろいろ知っています。でも、実際は少量の買い物のたびに、ビニール袋を貰ってしまいます。また、リサイクルすることがよいことであるとのイメージが強いため、無条件にリサイクルを受け入れてしまっている。最善の方法は、リサイクルしなくてもすむようにごみ自体を減らすことです。リサイクルにもエネルギーがたくさん使われています。見えていない部分が、たくさんあるはず。机上の理論ではなく、アクションを!! そのために、今出来ることは何か、具体的なことを伝えたい。」 また、ネイチャーゲームの指導員として活動するなかで「もっと森や川に出かけよう。そしていっぱい遊んでほしい。」と強く思うようになったそうだ。 学校の講座は、40分〜50分と短い時間だが、もし可能であれば出来るだけ森の中など、自然のなかで語り合いたいという。自然の中で何かに気づく。そこから、隠された背景を学んでいく、そんな講座を目指している。 代表的な講座タイトルと対象年代 「ゴミをわける−ゴミをへらす」(幼稚園・小・中・高校生)
「ペットボトルから考えよう−私たちに出来ること」(幼稚園・小・中・高校生)
「コンビにから考えてみよう−エネルギー環境について」(小学低学年・中学・高校生)
「トンボ池を中心とした僕らが住む街づくり」(小学高学年・中学・高校生)
「川は森と海につながっている」(中学・高校生)
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