1946年生、愛知県半田市出身。デザイン科卒業後、洋裁店、フリーデザイナー、宝石店、ブティックなどの職業に就く。現在、その経歴を生かしてファッションやメイクによって高齢者や障害者のメンタルな部分に働きかけるボランティアに、精力的に取り組む。 メイクアップをコミュニケーションのきっかけに 「ヒトの心が豊かであること、それは自由でいられること。」真っ直ぐな視線は自信に満ちていた。しかし、決して驕らない。島吉さんの活動の主体は、人とのコミュニケーションにある。 メイク、ネイルアートと多岐に渡り、時にはハンドメイドの衣裳を着て場を楽しませる。しかし、その本来の目的はあくまでもコミュニケーションの動機付けなのだ。メイクアップをコミュニケーションのきっかけとして、個々の能力を引き出せるよう、心安らぐ場の提供に努めている。 自分の小さな喜びを、その人の大きな幸せにしたい コミュニケーションインストラクターとしての資格を持つが、あえてその道を選択しないのは、全ての人々と同じ視点でものを見たいという思いからである。同じ視点でものを見ることにより、自分の人間としての選択肢が見えてくると言う。 「人に見返りを求めず、自分の小さな喜びを、その人の大きな幸せにしたい。人がいて、自分がいること、それを忘れないようにしたい。」 そんな思いや喜びが活動の原動力になっている。今後も、さまざまな人に支えられながら、メイクを通した肌と肌との触れ合いから、人間の質の向上を働きかけ、心を開くきかっけづくりをしたいと語った。 代表的な講座タイトルと対象年代 「メイクアップからのメンタルコミュニケーション」 高校生〜
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